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今回は蜂窩織炎です。
蜂窩織炎とはどのようなものか:丹毒や筋膜炎との違いや鑑別について
どのようなときに血液培養するのか
どのような細菌が蜂窩織炎の起炎菌か
薬物治療について:どのようなときに内服・注射するのか、起炎菌・重症度を踏まえた薬剤の選択
治療について、どのような患者に対して、血液培養指示や内服や点滴の選択しているかが図で示され、また薬剤の選択も明快に記載されています。
医師や及び医学生向けに記載されていますが、看護師にとっても、わかりやすく覚えておきたい内容です。何となく重症そうだからではなく、医師がどのような考えで治療を選択しているかがはっきりわかることで、蜂窩織炎の看護にも役立つと思います。
蜂窩織炎について、臨床で使いやすいようにまとめてあります。
忙しい外来で診断治療がスムーズに運ぶように、重症度に対応した図解も入れてあります。
治療に関しては、臨床経験に基づいた、患者にやさしい薬の使い方を重症度に応じてわかりやくまとめております。
ねこひっかき病についても触れています。
A4 14頁 図3枚
Keep in Mind
- 蜂窩織炎とは、真皮を炎症の中心とする四肢近位の感染性発赤であり、起炎菌は MSSA と溶連菌が大部分である。
- 蜂窩織炎は溶連菌、 MSSA ( Methicillin-Susceptible Staphylococcus Aureus ) に対して有効な抗生物質を使用する。
- 膿汁、膿瘍を認めるときは CA-MRSA に対して有効な抗生物質を使用する。
- 足白癬があれば治療する。
目次
蜂窩織炎の典型
蜂窩織炎に対する対応
起炎菌による部位特異性
蜂窩織炎の治療
特殊な蜂窩織炎(イヌ・ネコ咬傷・掻傷感染症)
臨床で役立つばかりでなく、国家試験対策にも役立つことでしょう。